Ｍ監督から薦められて観てきました。手前味噌ながら『鮫肌男と桃尻女』思い出すタイトルです。原田真人監督の作品はいつも「流石だなー」と感心して観ているので、期待も高まります。渋谷シネパレス木曜たまたまMEN’S DAY1000円でした。2階がある映画館の時は、2階最前列で観るの好きです。渋谷シネマライズとかでも。（今はどうなったのかな）とても好きな映画でしたが、人に勧めにくいところもあります。
演出意図にて、・早口芝居で、セリフが聞き取りにくい。・感動シーンの余韻を残さない・駆け込み寺のシステムが最初に説明されない。（東慶寺と駆け込み寺を助ける御用宿・柏屋の関係性）等ありますが、その省略が映画の不思議なリズムと生理を生んでいて、味わい深かったです。サブキャラまで、ちゃんと役者さんがタッているところも見事でした。（K）