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積ん読?

Grasshoppa!
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amazonで衝動的に大人買い。
『スティーリー・ダンAja作曲術と作詞法/ドン・ブライトハウプト』
『ヒップの極意/ドナルド・フェイゲン』
『ナイトフライ 録音芸術の作法と観賞法/冨田恵一』
簡単にゆうと、すべて音楽本。スティーリー・ダンとドナルド・フェイゲンの。自分でも“積ん読”になりそうーな、ジャンルではあるのだが。
キリンジのプロデューサーとして著名な冨田恵一先生の『ナイトフライ~』を読み始めたのだが、大学の副読本にでもできそうな学術書寄りの内容で驚きました。「ポップスの中でもとびきり良質な作品は、そろそろクラシック音楽を長く定着させたような作法で扱う必要が必要が出てきたように思っている」というのが執筆の動機だそう。なるほど。冨田先生の個人的な評価では、『Aja』『Night Fly』に比べ、『Gaucho』が低いのに二度びっくり!SD及びDFはすべてアルバムは持ってますし、上記3枚はたぶん生涯で一番聴いている音楽だが、『Gaucho』は、時代が(78年~80年頃)protools音楽確立の黎明期であったことによるグルーブの喪失、またのちに20年後活動再開したもののその当時はラストアルバム扱いであったとおり、メンバーの薬物中毒や不和、レコーディングアシスタントのミスによるメイン曲の消失、など制作過程における環境が作品に反映しているという。「protools音楽確立の黎明期であったことによるグルーブの喪失」ってのは、言われるとなるほどって気がします(耳ではわからない)。1音、1音カット&ペーストでつぎはぎしたものは、数値的に正しいものの、よくいわれる“ゆらぎ”がないんでしょうかね、と理解いたしましたが?なかなか課題図書が多く、少しづつ噛みしめるように読む読書の楽しみを忘れてしまった今、いい本getしました!こういう違うジャンルの理論書みたいの読むと頭がスッキリするんですよね。不思議と。あとまったく買ったときは気づいてなかったのだけれど、出版社は3冊とも“DU BOOKS”。なにかといえば、ディスクユニオン(中古盤販売で有名)が出版もしてるんだね。そういえばこのあいだ通りかかったら馬車道のDUはまだ健在でしたね。生涯最も地雷だったLP(内容知らないで買った)、Lou Reed『METAL MACHINE MUSIC』は馬車道ユニオンで買ったなあ。
どんなアルバムかは、買って確認ください….。(K)

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