Ｍ先輩宅での休日。お酒を飲み、風景をながめ、たまにしゃべる。音楽をかけ続ける。
NED DOHENY「HARD CANDY」→gino vannelli「BROTHER TO BROTHER」→UA「AMETORA」→
DONNY HATHAWAY「EXTENSION OF A MAN」→ハナレグミ＆クラムボン＆ナタリー・ワイズ「サヨナラCOLOR」
→YEN TOWN BAND「MONTAGE」→キリンジ「スウィートソウルep」→VA「くるり鶏びゅ～と」→
BILLY JOEL「AN INNOCENT MAN」→CHET BAKER「CHET BAKER SINGS」→

少し考え、一日の最後に聴く曲をかける。

EVERYTHING BUT THE GIRL「fascination（LIVE）」

EBTGを聴くといつも思いだす、小沢健二のインタビュー。

「・・・よえーの（笑）。超弱い。でも、こう語ると僕は女の子に対してわりと熱情家であることがわかるね。N子ちゃん何をやってんのかなあ？　そして僕の動物園行きを断った彼女は何をやっているんだろうか？　けど、べつにそういう人にとって僕が大したことを気にしてるとも思えないっていう場合もあるし、もしかしたらちょうど良く僕の気にしてるようなことと一致して『ああ、いいなあ』みたいな感じで、これはけっこう嬉しい気分になる人も居れば、べつにそんなのは関係なくデス・テクノのほうが気分としてピッタリくるならそれはそれだしね。N子ちゃんはいま何が好きなのかなあ。だって、もうけっこうな歳の女だよ。ああ、N子ちゃんにもらったエブリシング・バット・ザ・ガールのテープはいまどこにあるんだろう──オヤジ入ってる（笑）」
『ロッキング・オン・ジャパン』vol.83、1994年

（Ｋ）