『山田孝之の東京都北区赤羽』は、毎週土曜日0:52 – 1:23（金曜日深夜）に、テレビ東京系の「金曜25時」枠で放送中なのですが、追っかけ、録画で観始めました。『連続ドキュメンタリードラマ』と銘打たれていますが、いわゆる『フェイク・ドキュメンタリー』？なのでしょうか。
どういう話かといいますと、
2014年夏。俳優・山田孝之はとある映画撮影（山下敦弘監督『己斬り』という時代劇）で「自身とその配役との区切りが付かなくなる」というスランプに陥ってしまう。そんな時彼は漫画『ウヒョッ!東京都北区赤羽』と出会い、これに感銘を受ける。そして山田は自身と付き合いのある映画監督・山下敦弘を呼び出し、「赤羽に行けば本当の自分に出会える気がする」。だから俺は赤羽へ行く。「赤羽での自分を撮影してほしい」と依頼。山下はライバルであり盟友でもあるドキュメンタリー監督・松江哲明もスタッフに加える。山下によれば本作は「山田孝之の崩壊と再生を描く映像作品」としている。
１話と３話観ただけなのですが、久しぶりにやられた！面白い！と思いました。出演もしている原作者清野とおる（画像のマスクの方）のある種根本敬を思わせる“特殊人物への愛”も素晴らしい。（Ｋ）