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2015観た映画⑤『はじまりのうた』

Grasshoppa!
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田園都市線渋谷駅の階段あがったところで、ポスター見かけていて、いつも気になっていました。「ONCE ダブリンの街角で」のジョン・カーニー監督の音楽映画ということでハズレはないかと。ストーリーは地位も名声も失ったレコードプロデューサー(マーク・ラファロ)と、スターデビューした彼氏(アダム・レヴィーン)を失ったシンガーソングライター(キーラ・ナイトレイ)がニューヨークで出会い、共に歌で再生するという話。ああ、そうなるんだろうな~というある種予定調和の連続なのだが、あんな仲間とNYの路上で街のノイズとともに音楽が奏でられたら、もう死んでもいいかも、という位、音楽好きの少年なら一度は夢見ることをなんのてらいもなくやってしまう、その監督の“音楽のパワーをオレは信じる!”というストレートな信念に感動しっぱなし。劇中のスターデビューした彼氏役ってのがあまりにいい声で、途中でこれマルーン5のヒトがボーカル吹き替えしてんじゃね?と思いながら観てたら、歌だけじゃなくて出演そのものが本人でした。(『Songs About Jane』しか持ってないのでよく顔知らないんです)キーラ・ナイトレイも歌っているのですが、これまたよくて『Lost Stars』のアコギフォーキーなメロウぶりは、Corinne Bailey Raeに通じる質感、『Tell Me If You Wanna Go Home』のpopチューンは、Faye Wongを思い起こさせる素晴らしさでした。
楽曲は当然マルーン5関係?と思いきや、Gregg Alexanderという人物。調べてみると元New Radicals(アルバム一枚で既に解散、『You Get What You Give』というヒット曲アリ)のメンバーで、『The Game Of Love』 Santana feat. Michelle Branchの楽曲提供が有名とか。今、聴きながら書いてますが、この手のサントラとしては自分的に『Streets of Fire』以来のヒットです。しっかし、いつも映画の話書いてるのに最後は音楽の話になっちゃうな。(K)

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