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マームとジプシー『ヒダリメノヒダ』

Grasshoppa!
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KAAT 神奈川芸術劇場に行ってきました。観劇前、学生時代すごした久しぶりの関内、山下町の散策でなつかしかったり、変化に驚いたり。BarBarBarはまだあったな。横浜スタジムではDeNAとスワローズ戦がやっていたようです。デイゲームだったみたいで、観ればよかったなと少し後悔。さてマームとジプシー、前回2月原宿公演の『カタチノチガウ』と対をなすような、カタカナ七文字第二弾『ヒダリメノヒダ』です。この劇場初めて来ましたが、NHK横浜放送局と同じ建物にあります。1階ロビーでは、大画面でNHK総合が放映されていて、巨人-中日がやってました。少し早く着いたので、ぼんやり観てしまいました。
舞台には中央にステンレスの細長いテーブルが置かれ、それを平行に挟む形で金属の枠が二つフレームのようにつるされています。その中央のテーブルで、理科の解剖が行われたり、給食がない日の調理が行われたり。右眼に眼帯を付けて登場の演出・藤田貴大さんは、黒子として料理を作ったり(実際、日常でもやりそう)、映像を中継したり、音響でエフェクトかけたり大活躍。彼観てるだけでちょっと面白いのだけれど、『LAND →SCAPE/海を眺望→街を展望』でもあったEDMみたいな音楽がかかって、役者がトランス状態でマイクパフォーマンスをするシーンがまたよかった。吉田聡子がアジるっているか、イタコ状態になるっていうか。そんなシーン。あ、「Goodbye Yellow Brick Road」の生演奏もよかった。聡子は牛のいる故郷を出るのだけれども、彼女は“あのふくろうのいる森に帰ってがま蛙を追いかけよう ぼくの未来があるのは黄昏のレンガ道の彼方だ”と歌い、やがて故郷に戻ってくるであろう、自分の未来を皮肉にも予告した歌をうたっている。(K)

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