1989年、カナダのケベック州モントリオールで生まれる。父親は俳優のマヌエル・タドロスである。幼少期より子役として映画やテレビ番組に出演する。
2009年に『マイ・マザー』で監督・脚本家としてデビューする。同作は第62回カンヌ国際映画祭の監督週間で上映され、20カ国に売却された。
長編映画2作目『胸騒ぎの恋人』は2010年に第63回カンヌ国際映画祭のある視点部門で上映された。長編映画3作目『わたしはロランス』もまた2012年の第65回カンヌ国際映画祭のある視点部門で上映され、クィア・パルムを受賞した。
2013年の『トム・アット・ザ・ファーム』は第70回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門で上映され、国際映画批評家連盟賞を受賞。2014年の『Mommy』はJLゴダール監督とともに第67回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した。

・・・という映画監督なのだが。最新作『Mommy』が4/25より公開されます。
現在渋谷アップリンクで、『マイ・マザー』『胸騒ぎの恋人』『わたしはロランス』『トム・アット・ザ・ファーム』の過去４作が特集上映されています！
『マイ・マザー』『胸騒ぎの恋人』まで観て、『こ、これは！』と思い、何回かにわたり、ドラン監督作品について語ってみようかと。取り急ぎの業務連絡まで。（Ｋ）