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グザヴィエ・ドラン④『トム・アット・ザ・ファーム』
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『トム・アット・ザ・ファーム』の内容を一言でいうと、“ブロークバック・ハネケ”みたいな感じなんだけど、リンチとかクローネンバーグ的なものと、写真の世界でのいわゆるニューカラー、エグルストン→トッドハイド的なものが混在している画づくりが、前3作と決定的に違う気がしました。これはこれで非常に好みなんですが、前作『わたしはロレンス』のピーター・チャン『ラブソング』やエドワード・ヤン『恋愛時代』のようなギリギリベタな、センチメンタルさ、ロマンティックさ、都会的な気分に1票です。
添付ビジュアルは日本版フライヤー、攻めてんな!その2という画像です。まさにトッドハイドな!(K)いつもPS.になりますが、この映画のエンディング曲はルーファス・ウェインライト。考えれば考えるほど罪作りな選曲…。