amp blog

映画『聖の青春』初日報告。そして「観てから、読むか…OR」問題について。

Grasshoppa!
0 comments

19日土曜、映画『聖の青春』が初日を迎えました。
主演松山ケンイチさんも舞台挨拶でおっしゃっていましたが、関係者一同前日夜から初日朝は、なんかフワフワして落ち着かないもんなんです、いつもの事ながら。東京はあいにく小雨まじりでしたが、舞台挨拶の丸の内ピカデリー1は2回とも満席で、来ていただいた観客の皆さまにあらためて感謝いたします。
初日からTwitter等で観た方の感想を拝読させていただいてますが、我々の想いが確実に伝わっている実感を得て、非常にうれしく思っています。

原作既読の方も未読の方も半々くらい(実際は未読の方のほうが多いと思いますが)にお見受けしたのですが、「観てから、読むか…OR読んでから、観るか」問題については、非常に難しい映画なんですよね。
なぜかと言うと原作がこれまた珠玉の名作で、泣かない私が“涙を絞りとられるような思い”を何度したことか….って本なんです。
映画でも「両隣のオヤジが嗚咽していて」「こらえにこらえたが、最後ドッと涙があふれた」etc..の泣き感想を多数拝見して、それはとても!!!!!!うれしい!!!!!!反応です。

ここからは推論ですが、たぶん本と映画の“涙”の理由というか、質が少し違うような気がしてます。
映画のは、たぶん画と音とその隙間に自分の原始の記憶が入り込んできて、なにかが呼び起されて涙がなんでか知らないケド、流れてる….みたい?な感じでしょうか。ふとした瞬間、偶然夕日観て涙がこぼれたことありませんか?あれに近くて。
本のほうは、もう少し具体的というか、頭に自分と母親の事とか、友達とか思い出が降りてくる直接的な感動のような気がします。

なので最大限何度でも感動を味わいたい方には、

公式HP隅から隅まで閲覧→映画→原作→映画(2回目)→漫画版→映画(3回目Blu-ray発売時に)をオススメいたします!!!!

私って強欲なんでしょうか…(K)

写真は幸せの初日ケーキ。

Leave a Reply

Your email address will not be published.

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>